2021-06-11 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
今、私がお聞きしたいのは上関原発です。上関原発の計画は山口県ですけれども、今、このためのボーリング調査も始めようというような話もまた上がっていまして、この計画はまだ止まっていないわけであります。 それで、この上関、ちょっと時間がないので私が言いますけれども、とてもとても避難計画を作れるような土地じゃないんですよ。
今、私がお聞きしたいのは上関原発です。上関原発の計画は山口県ですけれども、今、このためのボーリング調査も始めようというような話もまた上がっていまして、この計画はまだ止まっていないわけであります。 それで、この上関、ちょっと時間がないので私が言いますけれども、とてもとても避難計画を作れるような土地じゃないんですよ。
この上関原発の建設予定地は、この海は奇跡の海と呼ばれている。これも資料二ページ目につけましたが、希少生物の宝庫でありまして、カンムリウミスズメとか、ナガシマツボですかね、貝類、鳥類、スナメリ、こういった生き物が生息をする、瀬戸内海の生態系を残す希少な生物の生息域であることがわかっています。 原発とは離れて、どうでしょう、環境省として、この自然環境をどのように評価されるか。
具体的に、新増設の計画、新設の計画で、中国電力の上関原発のお話をお聞きしたいと思っています。 現在、建設予定地で、十一月に入って、建設に向けてのボーリング調査の準備工事が進められようとしていまして、反対している皆さんには、今、大きな衝撃となって、この問題が動いています。
この上関原発というのは新増設に当たるわけですね、もし造る、着手したら。ということは、造っちゃいけないんですよ、ですね。現時点という頭が入って、枕言葉が付いていますけど、現時点では造っちゃいけない原発なんでしょう。
上関原発は新増設に当たるわけですよ。で、今止まっているわけですよ。それにこの立地交付金を支給するという考え方について、もう少し説明を、納得できる説明をいただけますか。
○江崎孝君 なぜ、これは新増設に、上関原発は新増設に当たるわけで、政府の考え方としては新増設を行わないということなんですね。上関原発を造るということはこれ新増設に当たるということですから、政府の一貫した考え方、つまり新増設は行わない、この考え方に対してこの交付金の支給というのは非常に矛盾するんじゃないかと思うんですが、お考えをお聞きします。
○梶山国務大臣 今お話のありました件ですけれども、上関原発は、事業者が毎年提出する供給計画において開発計画があるものとして位置づけられておりまして、電力会社において同発電所が電力需給対策上重要な電源であるという認識がされている状況には変化がないものと承知しております。経営判断で申請をされて、それを認めているということであります。
そして、これはお聞きをしたいんですけれども、この上関原発が指定されたのはいつで、完成予定はいつですか。そして、それにかかる費用はどういうふうに算出されていますか。
上関原発が指定されたのは二〇〇五年二月十八日でございます。運転開始日は未定でございます。 事実関係といたしまして、上関原発は、中国電力がかつて申請はしているんですが、いわゆる許可の変更申請を出していない状況にあるということでございます。
宮川委員も以前にも質問していたんですが、上関原発、中国電力、ニュースが飛んできたのが、ボーリング調査を今月の十四日から来年の一月三十日までの予定で開始をするよということ、それも海域での地下を掘るボーリングをやるというお話が出てまいりました。
○世耕国務大臣 上関原発については、事業者が有する計画や地元状況に変化がなく、また、事業者から重要電源開発地点の解除の申出がないという中でありますから、その指定を国がみずから解除する事情はないと考えています。
○宮川(伸)委員 この上関原発、山口県、まだ何もない、更地の状況でありますが、これは、もし建設してつくった場合は新設の原発になるんでしょうか。お答えください。
○宮川(伸)委員 そうすると、大臣、今おっしゃられたことをかみ合わせると、上関原発は、経産省、大臣としては建設は想定していないということでよろしいですか。
では、一つお聞きしますが、今、中国電力で上関原発が一回白紙になったんですが、今また新設のために動き始めているんですよ。こういったことがたとえあったとしても、今の説明は十分効果があると思います。 新設、増設は認めないということでよろしいんですね。
そうした政府の姿勢であるにもかかわらず、中国電力は上関原発建設を進めようとしています。そして、山口県はそれを追認している。 中国電力が上関原発の建設を諦めずに進める最大の根拠としているのが、上関原発が政府の重要電源開発地点に指定されていることであります。
上関原発が地点指定をされた二〇〇五年二月、その直前の二〇〇四年度の中国電力の電力需給見通し、ここでは、上関原発の一号機の運転開始予定であった先ほどの二〇一三年、この時点での最大電力量と供給力を幾らとして見積もっていたか。上関原発の一号機の最大出力とあわせて御説明いただけますか。
では、大臣は、ちょっともう一回、先ほど聞いたことに戻りますけれども、上関原発の開発の具体化が確実だ、あるいは電源需給対策上この上関原発が重要な電源である、そういうお考えでしょうか。
○国務大臣(茂木敏充君) 御地元の中国地方には島根原発一号機から三号機、存在をしておりまして、同時に、昭和五十七年から上関原発の計画も着実に進められている。
○福島みずほ君 例えば、上関原発を造る、設置許可を新規にやる、そのときにこれに反対する活動、表現の自由、これは公益に反するんですか。結社の自由は公益及び公の秩序に反してはならないというふうに自民党の案はなっていますよ。
ただ、安倍総理、そういう懸念を祝島の方が持っておられて、そして上関原発については、これだけ三十年の歴史があって、埋め立てという物すごく重要な判断の局面に来ているという中で、そろそろこれを白紙に戻すということをお考えいただけませんか。 もう一つ理由があります。それは、九電力、原発を持っているところがありますが、冬の電力の需給関係からいうと、中国電力が一番余裕があるんですよ。
そこで、ちょっと一つ具体的にお伺いしたいんですが、山口県の上関原発、あそこが、新設をめぐって非常にいろいろな意見が激しく闘わされております。去年、知事がかわりました。 あわせてもう一つ、御説明する必要がありますね。 実は、あそこはもう三十年ぐらい前から原発の新設について議論が行われているんですが、埋め立てをして、その上に原発をつくるという形になっています。
○茂木国務大臣 上関原発も含めて、新設、リプレースにつきましては、先ほど御答弁申し上げたとおりであります。 そして、中国電力によります上関原発の公有水面の埋立免許の期間伸長の申請につきましては、委員も御案内のとおり、公有水面埋立法に基づきまして、これは山口県が審査、判断すべきものでありますので、それにつきまして私がコメントを申し述べるのは差し控えさせていただきたいと思います。
したがって、その意味するところは、上関原発、東通等は認めないということになります。 そこで、石原環境大臣にお聞きしたいんですけれども、この政権合意の可能な限り原発依存度を減らす、これについてどのような見解をお持ちなのか。あわせて、再生可能エネルギーの加速的な導入についての見解をお伺いしたいと思います。
それから、二〇〇〇年二月十八日には、当時の環境担当大臣は上関原発について、生態系への影響を及ぼさないよう、中国電力に十分対処していただけると思う、期待の言葉ですね。一九九九年八月八日の、当時の環境担当大臣は、大間原発に対して新アセス法の適用をお願いしたいと。 ですから、いずれも、原発立地を前提に記者会見をされたものと思いますが、こういう発言であったことは間違いないですね。
下関の上関、皆さんも御存じだと思うんですけれども、上関原発のことについて話をします。私も上関の原発に行ったんですけれども、その上関というところは本当にきれいなところで、串間もきれいなところなんです。 ここでちょっと質問したいんですけれども、どうして原発というのは、敦賀もそうですね、福島もそうです、なぜ原発というのは海に造らなきゃいけないかと、きれいな海で。
ということは、上関、山口県の柳井の近くにある上関町にある上関原発ですね、もう瀬戸内海が全部汚染されてしまうんですね、汚染されてしまうわけですよ。それが中国電力にすると大丈夫だという見解なんですけど、でも、誰がどう見てもあれは本当におかしいんじゃないかと。 その中で、上関原発のすぐ五百メートルぐらい、一キロですか、正面の島、祝島というところがあります。そこは人口五百人のところなんですね。
あわせまして、最後に一点、これは通告をさせていただいていないんですが、昨日も予算委員会の中で、上関原発の現地において、住民と事業者との衝突で負傷者が発生したという事案がございました。港湾の整備を行っていきますと、当然、海上交通量がふえてまいります。また、上関の原発の建設現場におきましては、事業者そして住民とのトラブルを避けるために、海上保安庁の現場の職員の皆さんが大変大きな御苦労をしておられます。
大臣も御承知のように、上関原発の建設予定地である田ノ浦は、瀬戸内海の風景が残る自然豊かなところでございますし、そして、大変貴重な希少動物であるカンムリウミスズメが生息していることが新たに明らかになったところでもございます。そんな面の中で、やはり、住民の方々は、このきれいな海を守っていきたい、こういう一つの思いというのは人一倍強いわけでもございます。
昨日、ニュージーランドの地震災害で心を痛めていたときに、山口県の上関原発の工事現場から負傷者が出て入院をした、この情報が入りまして耳を疑ったところでございます。予算委員会の中で大変申しわけなかったわけでございますけれども、この点について質問項目の中に入れさせていただいたところでございます。よろしくお願いを申し上げたいと存じます。
お手元の資料で、ちょうど朝日新聞で「上関原発 開発か保護か」という記事が出ております。論点がよくまとまっているのでお届けをいたしました。 この問題を取り上げる理由としましては、今、さまざま、学会の研究者の皆様が意見書をもう十数度上げて、この貴重な自然を何とか守りたいという御意見を出されている。
上関原発の現状なんですが、経済産業省の原子力設置許可がまだおりていない、許可の申請を受けて審査中とお聞きしていますが、今どういう状況にあるのか。
私がここで申し上げたいのは、二十八年間計画が停止されておりました中国電力による上関原発というのが日本で初めて瀬戸内海の内海に建設されようとしています。瀬戸内海の潮の入口にあります上関原発から次亜塩素酸ソーダが放出されますと、瀬戸内海の貝類、魚類に対しまして多大な影響があると、将来、広島のカキの養殖は莫大な被害があるという研究者もおります。本年は国連生物多様性年です。
○副大臣(田島一成君) 御指摘をいただいております温排水の排出基準につきまして、上関原発でのこの周辺海域から生態系への影響が懸念する声は私どもの方にもちょうだいをしているところでもございます。
○川田龍平君 何度も質問をしています山口県の上関原発の建設予定地周辺の海域では、温排水による生態系への影響が懸念されています。生態系への影響を考慮した排水基準については例がないわけではなく、平成十五年の十一月に水生生物保全の観点から全亜鉛についての環境基準が設定されたことを受けて、平成十八年十一月に亜鉛含有量にかかわる排水基準が強化されています。
例えば、一昨日の上関原発に関しても、共産党の市田委員の御発言、心から敬意を持って拝聴させていただきました。緑豊かな自然を守りたいというお気持ち、私も心から賛同いたします。そして、恐らく事業主体である中国電力の方々も、緑豊かな自然を守りたいという思い、だけれども、どこかにこの発電所を造っていかなきゃいけないという中での葛藤を日々感じながら仕事に当たっていらっしゃるのだと思われます。